お肌のバリア機能とは?
バリア機能とは、肌表面に薄く膜を張った油分(皮脂膜)のことを指します。
外からのホコリや汚れといった刺激や、内側の水分蒸発を防ぐ働きをする機能です。
お肌が異常なく健康を保つには、バリア機能が整っていることが必要となります。
大人ニキビのように肌トラブルを起こしていると、バリア機能は低下しています。
ターンオーバーのサイクルが乱れ、水分の蒸発がしやすくなってしまい、うまく保湿されない状態です。
弱酸性がお肌にいいというのは、みなさんご存知ですよね?それは、お肌の表面が弱酸性になっていると、常在菌のバランスが整うためです。
油分が不足するとアルカリ性に傾き、古い皮脂汚れは酸性となりますから、その中間の弱酸性はとてもすこやかなお肌といえます。
常在菌がバランスよくいると、バリア機能は高まります。
肌本来の力であるバリア機能を高めると、大人ニキビなどの肌トラブルから回避できます。
バリア機能を高めれば、大人ニキビのケアと予防に繋がります
思春期ニキビなら、過剰な皮脂分泌が原因ですが、大人ニキビの場合は水分と油分のコンディションが乱れて、乾燥による影響が大きいのが特徴となります。
そのため、適度な油分でバリア機能を高めるのは、大人ニキビの改善に役立ちます。
バリア機能が低下していると、お肌は敏感になり少しの刺激にも反応してしまいます。
大人ニキビのお肌は、バリア機能が低下している状態なので、正常な機能を取り戻すべく、とにかく保湿ケアに徹する必要があります。
肌本来が持つバリア機能をしっかりと立て直し、正常な働きがよみがえれば、大人ニキビの改善や予防に繋がります。
バリア機能を高めるお手入れは、乾燥対策をし、十分な保湿を行うケアになります。
お肌の内側は潤い、刺激物を防いで守ってくれるので、ニキビの予防にも有効となります。
バリア機能を高める方法について
バリア機能を高めるには、とにかく保湿を中心としたスキンケアをすることです。
乾燥するとバリア機能が落ちますから、そうならないために、水分をしっかりと保つことが重要となります。
しっかりした保湿ケアは、水分と油分のバランスが大切なので、丁寧な水分補給の後に乳液やクリームで適度な油分を与えるのがオススメです。
このとき、毛穴のフタの役目である乳液やクリームの油分には、注意しましょう。
過度な油分は、大人ニキビを悪化させる原因となりますから、適量を守りましょう。
十分に与えるのは水分であり、必要以上の油分は悪影響となります。
水分と油分のバランスが整えば、最強のバリア機能の完成です。
常在菌が住み心地良くなれば、自然の膜でお肌を守ってくれるので、バリア機能は高まります。
乾燥が気になる冬はもちろんですが、季節を問わず一年中保湿ケアを大切にしましょう。
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