クリニックと皮膚科の違い
「〇〇クリニック」や「〇〇皮膚科」といった看板を、見かけることは多いです。
大人ニキビを治療するなら”皮膚科”と思いますが、〇〇皮膚科クリニックという名前もありますね。
色々な言葉や表現の違うクリニックや皮膚科の区別は、何なのでしょうか?
このクリニックというのは、日本語訳すると診療所という意味。
診療所の定義は入院施設について、ベッド数が19床以下の医療機関というのをあらわしています。
医師も一人居れば、あとは取り決めはありません。
これに対して皮膚科というのは、例えば、皮膚科が病院の中にある場合。
病院の定義は医師が三人以上居ること、ベッド数も20床以上で患者3人に対して看護師が一人必要。
さらに、薬剤師もいなければいけません。
皮膚科とクリニックは、このような設備や人の差で違いが分かれているのです。
それぞれのメリット・デメリット
クリニックは小規模な診療所が多く、かかりつけ医になりやすい通いやすさがメリットと言えるでしょう。
診療にあたって、小さい所なら待ち時間も少なくて済み、気軽に行ける便利さがあります。
ただし、クリニックの規模は小さいため医療設備にも限界があります。
そのためクリニックでの治療は、希望するものが揃っていない場合も…。
病院内の皮膚科となると、クリニックに比べて設備が整っているため治療の幅も広がります。
ただし、規模が大きいため通院の混雑さや、待ち時間の長さはそれなりというのが、メリットとデメリット。
大人ニキビの治療で、クリニックや皮膚科だからこそ、処方薬が手に入ります。
自己ケアでは用意できないため、治療に適した薬を処方してもらえるのは一番のメリットになってくるでしょう。
クリニックや皮膚科での治療は続けるのが難しい?
大人ニキビは残念ながら、ちょっとやそっとでは治りません。
もちろん、クリニックや皮膚科に行ったからと、すぐにニキビは消えません。
薬を処方してもらっても、ある程度の期間は治るまで必要となります。
また、加えて、器具や機械を用いた治療となれば、何度か通院する必要性も出てきます。
治療費もかさむだけででなく、平日通うのは仕事や家事、育児にと忙しい女性には難しいこともあります。
途中で通院を断念するくらいなら、自分で大人ニキビのケアをするのも良い方法のひとつです。
セルフケアなら、自分の生活を変えることなく、空いた時間に大人ニキビの治療が出来ます。
日頃からスキンケアに気をつかい、大人ニキビにならない習慣を身につける。
肌トラブルのお手入れだけでなく、節約にも役立ってくれそうですね。
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